そういや

今週北京からいらしてる中国人の研究者の人に話をしていただいた。話の内容は、なんか数値計算を形式化して正当性を証明したいみたいなこと(よくわからなかったけど)。

印象的だったのは、そのとき「もっとも重要なことはApplicationだ」と繰り返し言っていたこと。よくは知らないけど、日本人がそういうことを言ってるのは聞いたことがない。むしろ基礎的で役に立たない学問のほうが高尚であるかのような感覚のほうが一般的ではないだろうか*1。基礎的で実用的な価値をちょっとすぐには思いつかないようなことを研究している人が、そんなことを言っているというのはおもしろいと思った。

*1:これはこれで歪んでいると思うけど