計算機システム特別講義IA

http://www.rubyist.net/~matz/20050602.html#p02

昨日はうっかり忘れててバイトを入れてしまい、今日はゼミがあったので、13時ごろから少しだけ聞きに行った。

プログラミング言語のデザインに関して、いろいろな言語の機能をざっくり説明しながら話をするというスタイル。よくわからないが、自分が学部の2年生の時に受けたらおもしろいと思うかもしれない。講義を理解している人がどのくらいいるのか多少疑問だったが、でもプログラミング言語の話は難しいからなあ…

(1+ i)

というScheme(みたいな言語)の式を指して「これは1 + iという式ではなく、1+という関数をiに適用したんだ」と仰ってたのがうけた。ちょっと厳しいんじゃないかと…あと、Foo言語のパラドックスはどこがparadoxicalなのかちょっと理解できなかった。

(僕が聞いていたなかで)一番面白かったのは、「どうしてRubyではブロックを特別扱いしているのか」という話*1。そういう細かい所でのトレードオフの話の方が僕は面白いけど、まあ聞き手を考えればしかたないんだろうなあ。

そういうわけで講義が終わったあと、まつもとさんに挨拶に行って少しだけお話させていただいた。もうちょっと実のある話ができればよかったのですが…*2ついでにOnion言語をやっている水島くんとも話ができた。

*1:パフォーマンスの問題と「言語を拡張してる感」を重視したから、と説明されてた。はず(おい)

*2:ちょっと緊張してしまって…今考えれば話のネタはもっとあったなあ