変わりつつあるソフトウェア開発の価値観

http://www.biwa.ne.jp/~mmura/SoftwareDevelopment/twentyfirstcentury.html

読みました。
オブジェクト指向のメリットについて議論していて、デザインパターンを引いてきて

このため、今後は後者(要求の共通部分と可変部分を見極め、可変部分を封印する)のメリットに比重を置いて開発を行っていくことが主流になるべきだと考えています。

と結論している部分が気になった。広く知られた方法論であるとかツールが充実しているとかそういうメリットはあるだろうけど、これを「オブジェクト指向のメリット」って言うのはなんか違う気がする。そんなんオブジェクト指向とはなんの関係もないじゃないか。オブジェクト指向を学び始めた人が必ず言い出すメリットであるからして、わかりやすいというのはあるんだろうけど。

と思いましたが、オブジェクト指向以外で、こういう話が充実しているパラダイムって無いかも。関数型言語はこないだCaml-listで燃えてたとこだし。いや、Camlしか知らないだけかも。HaskellとかだとMonadicな設計の方法論とかあるんかしらん。