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オブジェクト指向の次

http://www.rubyist.net/~matz/20060120.html#p01

もうそろそろ「オブジェクト指向」というタームにマーケティング的価値はなくなったと思うので、「構造化プログラミング」程度のポジションに戻してやってもよい頃ではないでしょうか。

じゃあ、次はなにかな、と。

やっぱ「関数型」とか「型推論」とかでしょうかね。関数型というとまた正体のつかめない言葉であるが、「クラスを定義してオブジェクトをnewする」というオブジェクト指向言語では*1いろいろと困ったことになるという話があって、じゃあクロージャとか導入しましょう、という流れを見ていると、そういうのをまとめた言葉として関数型がくるだろうと。ついでに、そろそろ型を書くのはだるいとみんな思い始めてるようなので、型推論もくるんじゃないかなあ、と。我田引水ですが、最近のHaskellとかの元気さを見てると、そうなるんじゃないかと思う。

あと10年か20年くらいで、オブジェクト指向と同じくらいの位置になるんじゃないかなあ。

あ、あと、OS以外は全部スクリプト言語になるかな。CPUも速くなって、VMがゴリゴリJITで最適化するので、速度的な問題もほとんど解決する、と。

その次はなにか。

多分、東証があと50回くらい落ちた時点で、世の中の重要なシステムは全部定理証明系なりなんなりできちんと検証しないとダメなんじゃねーの?、という話になるんじゃないかと。プログラマはコードじゃなくって証明を書くようになり、ITドカタからレベルアップします。JVMが最適化するとバグが入る、とかいう話もこの段階でなくなります。いまどき、C言語でバグがないプログラムを書ける人は尊敬されますが、MLとかHaskellとかでバグがないプログラムを書ける人が尊敬される感じ。Rubyでプログラミングできる人なんかは、今で言うとアセンブラで全部書ける人くらい尊敬されるようになっちゃう。これが50年後。

じゃあ、さらにその次は?そのとき研究されていることは?そのときWebで細々と議論されているのは何か?

まあ、私も死んじゃうか、少なくとも引退してるだろうから、別になんでもいいや。ありがちな予想でつまらないです。すみません。

*1:形容詞の限定的用法