2012年の最後にSSDにしてみた

まあーMacは遅い。メモリ16GBも積んでるのに遅い。XcodeとRubyMineとRailsとAparture起動すると、16GB使い切る。というか「現在非使用中」とか書いてある領域が6GBくらいあって、遅い。レインボーくるくるが始まると遅い。*1

たくさんある「現在非使用中」が空きメモリとして認識されてるんだろうと思ってたので、なんで空きメモリがあるのにこんなに遅いのだろうと思っていたのだけど、くるくるのマウスカーソルをにらみながら堪え難きを耐えつつアクティビティモニタでよく見てみるとスワップがどんどん増えているのだった。こいつが犯人か。

というか現在非使用中があるのに先にスワップするとか、現在非使用中が6GBとかあるとか、どう考えてもMacのメモリ管理の戦略は現状に合ってないと思ったりした。のだけど、まあしょうがない。

要するにスワップすると遅くなるのが問題なのだから、これはもう打つ手がないなーとか思ってた。MacBook Proは16GBよりも多くのメモリは積めない。iMac買うかーという。それかAprtureかXcodeのどっちかを起動するのをやめるか。幸い、会社には使ってないMacBook Proが一台あるので、それをAprture用にすれば良い。

とか思ってたんだけど、SSDというものが最近はあるのだった。SSDにするとDisk IOが速くなるので、スワップしてもくるくるしないらしい。そういうことか!

で、楽天で買ってきて、MacBook Proに入れました。2011年の9月に買ったやつだから、すでに保証は切れている。

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256GBのSSD(CT256M4SSD2というやつ。Crucialというのは聞いたことがないメーカーだけど、ぐぐってみると評判は別に悪くないみたい)に、HDDをマウントする用の部品がついてるやつ。DVDは別にいらないんだけど、HDDは入ってた方が良い(256GBじゃ足りないので)。分解に必要なドライバもついてる。

そういうわけで幸せになりましたと言う話。

入れ替えの手順は、

  1. 一度Time Machineを止める
  2. SSDに入るようにHDDの中身を一部消す(消した状態でTime Machineされるととても悲しいことが起きる気がする)
  3. SSDを入れて、起動してみて認識されていることを確認
  4. HDDも入れる
  5. Command+Rを押しながらMacを起動してMountain Lionをインストール
  6. 移行アシスタントで内蔵のHDDからコピー
  7. 古いHDDの中身を消して、パーミッションを調整して、Time Machineから写真とかのバックアップをコピー

で終了。ポイントとしては、移行アシスタントを使うことと、移行アシスタントを使う前にHDDをつないじゃうことです。USBとかでつなぐ方法もありますが、遅そうなのでこっちにした。移行アシスタントって初めて使いましたが、こういうときにはちょう便利ですね。あとはTime MachineからコピーするときにはEthernetでつなぎます。Time CupsleからGbEが出てるので、かなりスピードが出ます。(写真のファイルって大きいから。)

とても速いです。スワップしても気づきません。Evernoteの起動がアホみたいに速くなりました。mysqlimportもかなり速くなりました。Railsの起動もちょっとだけ速くなりました。コンパイルするとCPUファンがうなるようになったので、Disk IOが速くなったので今度はCPUが律速になったのだと思います(あんまり速くならなかった)。

というか現在非使用中があるのに先にスワップするとか、現在非使用中が6GBとかあるとか、どう考えてもMacのメモリ管理の戦略は現状に合ってないと思ったりした。のは頭に書いたのだけど、SSDが前提なのだったらこれで全然正しいという見方もできるのだった。スワップすると遅くなる問題とかも含めて。

2012年の最後を締めくくる良い買い物でした。

*1:どうでも良い話ですが、弊社内では「くるくる」で通じます。