2017年はFigmaである

最近はSketchではなくFigmaを使っています。

www.figma.com

何が良いかというと、これはブラウザで動いていて(アプリもあるけどブラウザ版をそのまま動かしている感じ)、一つのワークスペースを何人かでそのまま突っつけるのが良いのです。誰かがなにかを変更すると、それは隣で開いている人にすぐに伝わります。これがものすごく快適なのです。

Sketchに残された問題について以前に書いたことがありますが、それは複数人で一つのファイルを変更することが事実上不可能なことです。diffを取って後でマージするというソフトウェア開発で広く行われている方法は、Sketchには通用しません。(なんとかっていう頑張ってSketchをマージする製品もあるそうですが、結局Figmaで良いという気分になったので使ったことがありません。)どうしてdiffを取ってマージしたいかというと、非同期に変更を共有したいからですが、そこでFigmaは同期的にやってしまうことでこの問題を解決したという。

とは言え、やっぱりいろいろと動作が怪しかったり、機能が足りなかったり、プラグインみたいな仕組みがないのでちょっと手が届かないことがあって辛かったり、そもそもでかいファイルになったときにきちんと動作するのかは(私はまだ経験がないので)わからなかったりするのですが、でもしばらく仕事で使ってみた限りで言えばとても良いです。デザインの共有もURLをコピペしてSlackに貼るだけなので、他の開発者にデザインを送りつけるのも簡単です。すごく良い。

この感覚は、「WordとかExcelではなくて、Google Docsでいいや」っていう感じで、もちろんワープロとか表計算ソフトとしてはWordとかExcelの方が出来は良いのですが、でもみんなで見ながら試行錯誤するような場合にはGoogle Docsの方がはるかに都合が良いという。

もうしばらく使ってみます。