OCamlのマニュアルをWindowsのHTMLヘルプにしてみた

http://soutaro.com/ocaml-3.09.chm

関数名や型名をキーワードからサクサク引けたり、全文検索できたりするので、便利です、多分。それEmacs Infoでもできるよ、とかいう突っ込みは受け付けません。これを仏教では「Emacsでどうやるかは聞いてねえよ」と言います。

変換に使ったスクリプト

3.09しかありませんが、古いのが必要だったり自分で生成したりしたい方は、下のスクリプトを使ってください。

http://soutaro.com/ocaml-htmlhelp-20060917.tgz

makeすると、OCamlのHTMLマニュアルをwgetしてきてocaml-3.09.hhpを生成するので、それをHTML Help Workshopで開いてコンパイルすれば、ocaml-3.09.chmができるはずです。目次とかキーワードとかも、生成しました*1。古いのが欲しい方は、make VERSION=3.08とかすれば、できるつもりです。確認してないのでわかりませんが。

やばいかも

ドキュメントの再配布の条件に

  • Any translation or derivative work of the Objective Caml documentation and user-s manual must be approved by the authors in writing before distribution.

とあります。これが問題になるかもしれません。

私の判断は「HTMLのマニュアルを適当にアーカイブしてあるものを配布しているだけなので、多分translationにもderivative workにもあたらない」ということで*2。キーワードとか目次とかが怪しいかもしれません。

本当に大丈夫かは知りません。

*1:多分、こういうのはocamldocに手を入れるのが正攻法なんだろうけど、ocamldocは確かQPLだから、作っても公開が面倒くさそうで、結局HTML版マニュアルから正規表現で適当に抽出した

*2:本文は一字一句書き換えていないものを、derivative workと言わないんじゃないかなあ