A Scala Calculus for Scala Type Checking

まあフツーの型付けの話.そりゃあそうでしょうとしか.いまいちピンと来なかったのは,Core Calculusだけだったからか,ちゃんと証明を読んでないからか.

先日,バイオリンを近所で評判の工房で診てもらったんですが,そのときそこのおっさんが言ってたのが「フランス人ってのはたまーに変なのがいるからなぁ」.私の楽器はフランスのものなのですが,変な(めんどくさい)作り方をした楽器だったらしいっす.

Scalaっていうのは,OCamlとかSML#みたいなもんだと思って良いと思ってて,つまりプログラミング言語の理論の研究者が自分らのアイディアを好き勝手に実装してるっていう.別にC#とかJavaとかみたいにプロダクション環境に放り込もうと思って開発してるわけでもなく,CとかRubyとかみたいに暇人がてきとーに作ってるわけでもなく(あ,ささださんが拗ねてRubyKaigiやっぱりリジェクトとか言われるとヤなので念のため言っておきますが,YARVの話じゃないっすよ).しかも,一般的な言語ってとこも凄いと思うんですよね.「CSは役にたたない」とか言われてる世の中で,一般的なプログラミング言語みたいな役にたたない+難しいのでモノになるかもわからない,しかもスクラッチから,つまりムダの最たるもの的な研究に,膨大(?)な金と時間と労力を費やしてるわけですよ.OCamlも含めて.

フランスすげえ.


いやまああんまり事情は知らないので,なんとも言えない面もありますけど.例えばHaskellはフレンチじゃなかったと思うし.

まあ印象として.