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動画を作ってみました

ユビレジの紹介ビデオを作ってみました。

いろいろと今一つな点もたくさんあるんだけど、とりあえず公開しました。今一つでも、公開しないよりはマシでしょう。

機材とかソフトとか

機材とかの説明をしたいと思います。まず動かせないものから。

動画の編集には、iMovie '09を使いました。これは単純にMacに入ってたやつを使いました。というか、このためだけにAfterEffectなりFinal Cutなりを買うというのは、さすがに難しいので、iMovieでできることをできるだけやるわけです。

iPadの画面は、基本的にはシミュレータで動かしてそれをスクリーンキャストのソフトで撮ります。スクリーンキャストのソフトにはiShowU HDを使いました。HDじゃないiShowUとiShowU HDがあるので、HDはちょっと高級なやつに見えますが、実際はOSのバージョンが違います。Snow LeopardはHD。

冒頭でちょろっとだけユビレジの利用シーンが映っています。これは、パンカクが借してくださったソニーのビデオカメラで撮りました。詳細は失念。さすがにiPhone 3GSよりもはるかに良い動画が撮れます。ありがとうございました。本当はもっと実写でやりたかったのですが、上手く撮影できなかったので冒頭だけになりました。

音声の録音は、手持ちのICレコーダを使いました。一昨年に買ったSANYOのICR-P3603RMを使いました。

ナレータは慶應義塾大学放送研究会にお願いして、探しました。良く知らないのですが、私が学生のときに所属していた大学のオーケストラでもたまに演奏の依頼が来て演奏者を募ってたりしたので、多分そういう感じでナレータを探していただけたのではないかと想像しています。すくなくとも、私達が適当にしゃべるよりは、はるかに良いものになったと思います。

ビデオの内容を決める

本当はどうやってやるものなのかわかりませんが、今回はKeynoteでどういうシーンを作って、どういう内容を話すのか、というのをざっくりと決めました。静止画になるものは、そこからPNGで出力して、一部素材を利用しています(一番最後のとか)。

どうやって撮影したか

最初はiPhone 3GSで動画を撮影してみました。iPadの画面をそのまま撮影していたのですが、これでは上手くいかないことがいろいろあることがわかりました。

まず、写り込みが激しくて、けっこう残念な感じになります。操作してる人の顔とか見えるわけですけど、なんていうか、別に見たくないし。特にユビレジの画面遷移で、白背景から黒背景に遷移するところがあるのですが、そこでホワイトバランスの調整が間に合わずに、まるっきり操作してる人の顔が写り込んでしまったりして、わりと残念な感じになりました。もっと良いカメラだと良いのかなーとか思って、ちょっと良いビデオをお借りできたので試してみたのですが、特に改善しなかったので、諦めてシミュレータでの撮影をメインにすることにします。

iShowUで撮ってみて、今度は指が写らないことに気づきました。Macマウスポインタだと、あまりに感じが出ませんし。iShowUの機能でクリックのときにエフェクトを出すことはできるのですが、ちょっといまいちな感じだったので、今回は使用していません。他にもいくつか対策を考えたのですが、結論としては諦めました。

さて、動画が撮れたらiMovieでざっくりと繋げてみます。必要に応じて、Keynoteなどからエクスポートした画像ファイルを使いましょう。

今回は音声をこの後で撮りました。

音声をぶつ切りにして、編集して繋げます。繋げた音声をiMovieで動画に付けて、タイミングなどがうまく行かない部分を調整します。最初は、ぜんぜん音声のこととか考えずに作ったので、とても人間には不可能な速度でしゃべらないといけない部分とかが沢山あります。そういうのを調整します。

最後にBGMを付けます。

BGM

BGMは、Jamendo - Royalty free music downloads - Licensingで探しました。Free Style Percussion Magikというグループのものを使いました。今回は最後にBGMを決めましたが、多分、あらかじめBGMについて考えておくと良いと思います。

無料でライセンスがクリアで利用できる音源というと、古いクラシックなんかがあると思いますが、これはいくつか試してみましたがお薦めできません。名曲過ぎます。映画音楽なんかを試してみると良いのかもしれませんが、そもそも映画って最近できたものなのでライセンス的に安全なものはすごく少ないと思います。

最後の手段としては、もう著作権は無視しちゃって良い曲を選んでBGMにしたうえで、youtubeに上げちゃうという手段もあるかもしれません。消されるか、広告が入るかです。上手く後者になれれば、それで良いという考え方もアリだと思います。

動画のライセンスがSharedAlikeになっているのは、BGMのライセンスからの継承です。SharedAlikeにするのはどうかなーとは思ったのですが、まあそもそもの話としてこれを再利用してなにか作るのは相当難しいだろうということで、SharedAlikeとなりました。上述のjamendo.comに公開されているものは、殆どがSharedAlikeなので、それが受け入れられない場合にはBGM探しはさらに難しいかもしれません。SharedAlikeでないものを探す場合には、ひたすらクリックしまくってたまたまSAでないものを見つけたら、その作曲者を見にいって探すと良いような気がします。

上手くいかなかったこと

iMovieの機能不足

iMovieにはピクチャ・イン・ピクチャと呼ばれる機能がありません。動画は常に全画面で表示されていて、動画の一部の部分に別の動画を合成する、ということはできないのです。これができると、もうちょっと表現の幅が広がったと思います。

他には、今回は機能不足を感じたことはありませんでした。

シミュレータの非互換

シミュレータでは、会計終了後に表示されるQRコードが表示されませんでした。このQRコードはWebViewに表示させているもので、JSのQRコード生成プログラムを利用しています。とりあえず、なぜか表示されませんでした。ムービーでは、この場面では静止画を作って、それを合成して表示しています。

音声の録音

録音した部屋が狭かったせいで、良く聞くと反響が聞こえます。また音量が一定しておらず、継ぎ接ぎした部分は明らかにちょっとトーンが変わってしまっています。他には、じっくり聞くと、ちょっと「す」の語尾が強調されすぎているような印象を受けます。

音声を録音したときには、一応録音してもらったものを確認しているのですが、もっとちゃんと確認するべきだったと思っています。特に、こういうのの訓練を受けている人にしゃべってもらうと、地声とぜんぜん違う声でしゃべりだすことになって、わりと面白いので、確認が雑になってしまいます。注意が必要です。

冗談です。

普通に「会話」として聞いているぶんには気にならないことでも、後で編集などをしているときには「音」として聞くことになります。「音」として聞いたときに、始めて気づく、いろいろな問題があります。録音した時点で軽く確認することが殆どだと思いますが、その時点で「会話」ではなく「音」として聞くよう意識するとかすれば、問題に早めに気づけるのかなーと思います。あとイヤフォンを使ったほうが良かったと思います(反響の問題)。

モアレ

これはユビレジ自体の問題なので、どうしようもないのですが、縦縞を背景に使っている部分などでモアレがすごく気になります。アプリのデザインの時点で、避けるようにしたほうが良いのかもしれません。細かい縞はダメ。

まとめ

ユビレジの紹介ビデオを作成しました。作成の手順や、作成に使ったソフトウェアやWebサービスなどについて説明しました。また、ありがちじゃないかと思われる失敗についても、まとめました。

次回は、海外のサービスとかでよくある、社長とかが製品についてだらだらしゃべる形式のビデオを作ってみたいと思います。