セミナー

新城先生のところの人と、IPLABの人。先週はちんぷんかんぷんだったが、今日のはよくわかった。

新城先生のところの人の、共有ライブラリをのっとって、Webサーバの入出力をエミュレーションするという発想はすばらしい。IPアドレスもエミュレートできる。そこまでがんばって、Webサーバのバージョンアップで動作が変わっていないことの確認にしか使えないというのは、ちょっと労力に見合わないのか見合うのかわからない。クリティカルなところだといいんだろうか。

IPLABの人は、まえからやってる「柔らかいストレージ」。面白いとは思うんだけど、いいアプリケーションを思いつかないなあ。デジカメで写真を撮って自分の体に保存するというデモをやっていたけど、デジカメぐらい広く利用されているものなら、ストレージはメモリーカードでいい気がする。音楽を聴くとか録音するとか言うのも、ストレージが器械の先につながっていることを理解していない人はいないだろうから、やっぱりやわらかいことのメリットがわからない。やっぱり人体を直接利用しようというのは、認証くらいにしか使い道がないような気がする。その認証にしても、あんまりクリティカルなものだと、生命の危険につながるわけでいまいち使いたいとは思わないし。


とか、みもふたもないことは、直接は言いにくいわけで。